23Mar
3月19日
午前6時半、5日連続グラミチのパンツが地獄に感じた。
今日はチェックアウト、いよいよバガンを離れる日。
飛行時間が長く歩きも少ないだろうってことでミャンマー民族衣装ロンジーを巻いてみた。
パッソウともいうらしい。
いまいち、しっくりこない。
7時にチェックアウト。7時15分に空港までのタクシー到着。
現在6時40分、コーヒーだけ飲みに行ったけど
モーニングのメニューが変更されていたため朝飯をいただくことにした。
チェックアウトの時間。
コーヒー飲んで一回部屋に戻って最終チェックのつもりだったが、
忘れ物のないように昨日に荷物をまとめておいたので部屋に戻らずチェックアウト。
7時40分、バガン空港到着。
エアーバガン、8時45分のフライトまで1時間ある。
せっかくなんでカメラのプレビュー見て必要ない写真の削除作業でもしようかな。
と思い、椅子に腰かけカメラを触ってみた。
電源が入らない。
電池と充電器忘れてもうた。ついでに携帯の充電器も忘れてる。
淡々と書いておりますが、かなり焦っております。
この時点でホテルの名前を覚えてないことに気づく。
空港にあったバガンマップを見つけホテルを確認。
空港での最終チェックインを聞いた。
8時35分最終らしい。現在7時50分。
行きに20分程度、往復40分。ホテルにて5分。合計45分。
ギリギリ過ぎる。少々無理か。
エアーバガンの人にバガンの地図を見せる。
忘れ物をしたからホテルに電話をかけてほしいとお願いした。
電話が繋がり日本語ペラペラのジンさんが電話に出てくれた。
この時点で、どこに何を置いていたかは思い出していた。
「ジンさん、ジンさん。部屋にカメラの充電器と携帯の充電器を忘れてしまいました。一つは冷蔵庫の横、一つはベッドの横です」
「わかりました。一回部屋をチェックしてみるから待ってください。」
電話をエアーバガンの人に代わり何やら話している。
「今、部屋をチェックしてホテルからこっちに電話あるから少し待ってて」
てことで焦る僕をよそに平静冷静なエアーバガンの人。
もう自力では間に合わない時間。
5分ぐらいしても何も言ってくれないから聞きにいった。
「大丈夫、今ホテルから届けるために向かっているから。」
ナイスナイス!!
この時点で8時過ぎ、来るのに20分ぐらいだったから8時20分。間に合う。ナイス。マジでナイス!!
8時20分前後、心配だったので外で連続でタバコ吸いながら到着を待つ。
3日4日もホテルにいればスタッフの顔ぐらいは覚える。
部屋に蚊が大量の時に蚊取り線香欲しいのに殺虫剤を渡してきたあの子だ。
走ってきてくれた。満面の笑み。なんならドヤ顔。
なんだって良い。溢れる感謝の気持ちいっぱいにTHANK YOU VERY MUCH
ポケットから出たそれは紛れもなく充電器。携帯の。カメラの充電器は無い。
カメラの充電器と電池がない。
笑っとる場合ちゃうで!!と言いたいぐらいの気分だったが忘れた自分が悪い。
8時20分過ぎ。
本当に探してくれたのか聞いたが、思い出した。
そういえば英語が通じないんだった。諦めてはいけない。
携帯の充電器は正直どうでも良いのでカメラの充電器は諦めたくない。
カメラの充電器と電池は売ってなかったらもう使えないからだ。
何とかしてホテルの日本語ペラペラ、ジンさんに電話してもらえることまでは出来た。
「ジンさん一個ないです。冷蔵庫の横をもう一度だけ見てください」
「スタッフが何回も探したけどなかったです」
「ジンさん、冷蔵庫の横だけでいいです。冷蔵庫の横!!」
「わかりました。もう一回見てきます。また電話します。」
遅いので。といっても数分後、再度ジンさんに電話。
「あったから今バイクで走ってるから」
8時25分現在、最終チェックイン8時35分、ホテルから空港までの所要時間20分
「ジンさん、間に合いますか?」
「大丈夫です。」
足し算と引き算したら間に合わないことはわかっている。が、ジンさんの人柄と言葉を信じてみた。
空港職員に呼ばれた。走ってきた。早く早くといった感じだった。
飛行機に乗り込むバスに乗った。昨日お会いした青年海外協力隊の彼も同じ飛行機だった。
ことの経緯を説明した。
飛行機の中は自由席だったので隣同士だったが僕は窓側席。外を見ながら彼に言った。
「今ね。まだ誰かが空港の中を充電器持って走ってきてくれるって思って。待ってるんですよ。」
「映画のようなワンシーンを期待しているんですよ!!」
彼はゲラゲラ笑っていた。
プロペラ機のプロペラが回る。さよならバガン。
再びマンダレー。また彼らは仕事をしていない。
バンコク行きまで時間あったのでマンダレー市内に行った。
バガンとは違い賑やかな感じだ。
青年海外協力隊の彼と空港から知り合った大学生の彼とも別れを告げた。
これからマンダレーヒルに行かれるとのこと。
良い旅を。
再びマンダレーに戻りチェックインバンコク行きの飛行機を待つ。
バンコク行きバンコクエアウエイズは今日もヨーロッパ系の美女が揃っていた。
しかも頭の上が増して賑やかだった。
バンコク到着。なんだか懐かしい。
バンコク到着後、仕事が一件あったので再度バンコク中心部へ向かう。
仕事を終えて空港に戻る。
今回見る最後の夕日。
一眼カメラで撮りたかった。
深夜便のいつもの疲れはなく日本到着。
帰ってきたら少々日本が暖かくなっていた。
充電完了。
長い間の不在、ご迷惑をおかけしました。
忙しい毎日が始まっております。
知らない間にカメラの電池がミャンマーから届くことを願う。
さて、頑張りますか!!
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