21Mar
3月17日
早朝5時半、ミャンマーはバガンの朝は早い。
既に活動している人が多い。
昨日聞いた日の出の時間は5時40分ぐらい、
5時半出発でも全然大丈夫だとジンさんに聞いていたので
電動バイクなら10分ぐらいの距離だから道にも迷わないし、そんなには遠くない。大丈夫だろうと思っていた。
日本語の達者なジンさんはいない。
僕はレンタルできるメニューを思い出しフロントの男性に
「エレクトロニクスバイクよろしく」みたいな雰囲気で言った。
「オッケー」というのでオッケーだ。
僕の頭の中は
朝日と、仏塔の場所と、電動バイクの運転方法を早くマスターして出発したいということだけに集中していた。
これは後で撮ったのだが
出てきたのがこれだ。
昨日見た二人組のそれとは全く違う。
僕はしつこく「エレクトロニクスバイク??」と聞きまくったが
「オッケー」と言うだけだ。
何がどうなったら、これにエレクトロニクスが含まれているのか、おおよその検討もつかないが
言い合ってる時間もないかもしれないから
スイッチより漕ぐことにした。
暗くてしっかりと見えていないから分からないけど、
まさかの電動がどこかにあるのかと希望を持って漕ぎ始めた。
全くない。ただ疲れる真のチャリンコだ。
まだ暗い朝の中を「フンガ~」と荒々しく猛烈に漕いだ。
この後、この暗闇を僅かの光と僅かの住民に聞きながら
「サンラ~~イズ どこ~?」
「あっち→」
「サンラ~~イズ どこ~?」
「あっち→」
を繰り返し必死のサイクリング。37歳にはかなりこたえる。
長く漕いだ。近くに行けばかなり明るくなっていた。
気が付けば6時ぐらいだったような。
パゴダを登り上にて撮影。
見えているのは月。
朝日は見えてないけど一面に見えるパゴダ群に圧倒されたのを覚えている。
塔の上、どこから撮影してもパゴダ群が見える。しかも広い。
続々と朝日を見に来る多国籍の方々
気球が飛び始め、朝もやの中から太陽が見えた。
ずっと奥までパゴダが広がっているのが分かる。
朝日を見に登ったパゴダはこちら。
塔を下りれば、物売りの人達
イモちゃん
名前聞かなかったけど日本の方、大学生。
翌日行こうと思っていたポッパ山という場所にこの後行くらしく
飛行機まで3時間しか時間がないんですけどポッパ山行きたいんでご一緒にどうですか?と言われたが
自転車こいでホテル帰ってと時間を考えると無理だと思ったのでお断りした。
ただ翌日ポッパ山へ行ったけど車で1時間半かかった。
3時間だと行って帰って終わりだ。大丈夫だったんだろうか。
良い旅でありまうように。
帰り道のイモちゃん。
朝日を見に来る人をターゲットにしているようで時間が来ると帰っていく。
どこに帰るのかは分からないが見渡しても家はない。
我に返ってみると、帰り道のチャリンコ漕ぎが憂鬱でたまらなくなってきた。
しかし、行きとは違い視界も良好。
街は活動を始めだしていたので、さほど苦痛ではなかった。
ただ37歳の体には本当に厳しい。
もうホテルに着いた時にはヘトヘトすぎた。
まだ朝の8時。
今日は一日ゆっくりと馬車でお願いしようと考えた。
ミャンマーの旅2日目(2)へ続く
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